えべつ協働懇談会？

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（第17回　えべつ市民活動・協働ネットワーク懇談会　資料）

　協働の取り組み実例の促進

「小さくとも魅力ある協働」の実施と進め方（案）

　　●懇談会参加者を中心とした活動連携(＝協働)の仕組み

　　　●上記の仕組みを効果的に動かすための活動

① 懇談会参加者（団体）の活動データーの整理と情報発信

・基礎データーの整理（団体名、代表者氏名、連絡先、活動分野、活動目的、具体的な活動内容、会員数　等々）

・協働を希望する事柄

・予定している「催し物」「講演会」「研究会・勉強会」
　　以上の項目を、ホームページや情報誌を活用して発信する。
　　また、紙ベースのデーターファイルの作成も利用価値が高い。

② 懇談会での意識的な仕掛け（世話人会）

・懇談会においては、状況にマッチした「催し物」や「講習会」等を、世話人会を中心として企画・立案し、参加を呼びかけるとともに、併せて連携のコーディネートを行う。

例）ニュースレターやチラシの書き方、助成金等活動支援の受け方　等

③ 懇談会参加者の積極的な上記仕組みの活用

※ 事務局は協働等を実施する「実行委員会」または「グループ」が担う

< 協働？

　えべつ市民活動･協働ネットワーク懇談会　
ＨＰ掲載用

■　設立の経緯

社会情勢の変化に伴い、私たち市民の、まちづくりなどへのニーズは益々複雑・多様なものになっています。例えば、公共サービスについても、これまでのように全てが行政の役割という考え方では、十分な対応が難しくなっています。

私たち市民の間にも「地域社会に貢献したい」という意識が高まり、まちづくりに参加する人たちが年々増加しています。

　当懇談会は平成2004年２月､市民活動団体が相互の活動を認識し、活動の活性化と行政等との可能性を考えるための情報交換の場として設立されました。

2003年(H.15)12月24日に、江別市が市内の市民活動団体約１５０団体に懇談会の開催を呼びかけたことから、この懇談会が設置されました。呼びかけ内容は概ね次のとおりです。

（江別市からの呼びかけ）

１　趣旨

近年、テーマ型市民組織（ボランティア・ＮＰＯ・市民活動団体）の活動が活発化し、行政と市民との協働の取り組みが進んでいます。しかし、多くの団体では、人材や財源の確保、活動拠点などの悩みを抱えており、また、団体間相互の情報交換が十分できる環境とはなっていないと推測します。こうした状況を踏まえて、行政と市民との協働の在り方を考えるとともに、関係団体間の情報交換の場として、市とＮＰＯ・市民活動団体等との懇談会（仮称）を設けたいと考えています。

２　参加資格

懇談会の趣旨を理解し、他の参加者とともに議論を積み重ねて行政とＮＰＯ・市民活動団体等との協働の在り方について、江別市に提言をしていただける団体・個人とします。

３　懇談会の運営

　　原則として、平日の夜間、土曜・日曜の日中の時間に開催し、できるだけ多くの方が参加できるようにします。会場は、公民館などを予定しており、参加者の話し合いによる自主的な運営をしていただきます。

こうした呼びかけに応え、2004年(H.16)2月15日に５３団体が集まり、第１回懇談会が開催されました。以降の運営をスムーズに行うため「世話人」を選任し、今日まで世話人、アドバイザー、事務局が打ち合せを行い、論点整理をし、次回の懇談会を開くという仕組みで開催してきました。

■　懇談会の設置目的と検討事項

　みんなで協議し以下のように決めました。

１　懇談会の設置目的

近年、活動が活発化しているボランティア・ＮＰＯ・市民活動団体（以下「市民活動団体」という。）の実態を団体間相互で認識し、市民活動の活性化を図るため、また、自らの活動の理念と手法を持つ「市民活動団体」と「行政」の関わり方や協働の可能性を考えるために、相互の情報交換の場として、「市民活動団体」と「行政（江別市）」等で構成される懇談会を設ける。

2　検討事項

参加する市民活動団体等が、話し合いを通じて、それぞれの活動に対する理解と認識を深めるとともに、協働を進めるために、その手法や課題等について検討を行う。

■　懇談会の運営方針

懇談会の運営については、参加者自らが自主的に運営することを基本とし、運営方針を以下のように取り決めました。

(1)　懇談会（全体会議）を月１回程度開催する。

(2)　懇談会を自主的に運営するために、希望者で構成される世話人会を設け、懇談会で話し合う議題の論点整理等を行う。

(3)　会議の進め方や成果の取りまとめ方など、会議の決定に関しては、全て参加者の合意形成によって行うことを基本とする。

(4)　懇談会は公開として、話し合われた内容は原則として公表する。

■ これまでの検討結果

平成17年2月1日に、これまでの検討結果を「私たちが考える協働」としてまとめ、江別市長に提言しました。

また、平成16年11月27日には、「市民活動見本市」を開催しました。これは、懇談会メンバー自らの取り組みを市民の皆さんにＰＲしようとする企画したパネル展です。市民活動を行う者同士がそれぞれの分野を越えて連携し、一つの成果となったことは、小さいながらもまさに「市民協働」の原型でした。

　さらに2005年(H.17)９月２７日には、引き続き検討を重ねた結果として､｢市民活動センター｣の創設に関する提言書『私たちの市民活動センター』を市に提出したところです。
　この中で私たちは､市民・市民団体・企業・行政が情報や意見の交換ができる｢場｣を常設することが､江別の地域文化やまちづくりを育むことにつながると提案しています。
　私たちは、この｢場｣(市民活動センター)の創設を単に行政に一任するのではなく、これまで懇談会で培ってきた相互の信頼のもとで協働し､早期実現に向け努力したいと考えていますので、より多くの市民の方々の協力と懇談への参画を期待しています。

現在までの懇談会の開催は計17回（平成17月6月末）。月一度の開催をまもりつつ、以下の事項について話し合いを行ってきました。

(1)　懇談会に参加する団体などの活動を広く市民に知ってもらう催しを行う

(2)　行政や市民活動団体の情報を受発信するシステム「情報ネットワーク」の整備（市民活動の情報を掲載した情報誌の発行やホームページの整備など）。

(3)　気軽に市民が集い情報交換や話し合いができ、市民活動や協働に必要な　知識を学びあえる「場」の整備（市民活動を促進させる施設の設立など）。

なお、江別市広報7月号(H.17)の特集「すすめようえべつの市民協働」には、この懇談会の様子が掲載されていますが、これは、市の広報関係者と掲載する記事について話し合いをしながらまとめたものです。