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〜 動物と自然が好きなあなたへのメッセージ 〜
人から人へ 親から子へ
自然のすばらしさ
大切さを伝えよう
え と ぴ り か
パンダクラブ北海道 2001年 9月30日 E-Mail版 No.4
パンダクラブ北海道は、地球規模の自然保護活動を行ってい
るWWF(世界自然保護基金)を支援するため設立された団体です。
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目次 ○10月からの予定 ○月例自然観察会報告 in
野幌 ○星の降るキャンプ場にて ○十勝でラリーとは・・・
○見つめなおそう 日本の地域と地球から
−「第14回日本の森と自然を守る全国集会 in
北海道」のお知らせ
−「残したい北の山野草写真展2001」のお知らせ
○パンダクラブ20年の歩み その2 ○北海道の秋は短い
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☆ 10月からの予定 ☆
10月8日(月;体育の日)『パンダ募金』
[10時〜15時:札幌円山動物園正門] 10月13日(土)
「第14回 日本の森と自然を守る全国集会 in
北海道」 10月21日(日)自然観察会 [野幌森林公園トド山口駐車場:午前9時半集合]:申
11月18日(日)自然観察会 [野幌森林公園トド山口駐車場:午前9時半集合]:申
※参加申し込みは下記まで
代表 長屋 貞夫:FAX&TEL (011)384-0801
[自然観察会について]
そろそろ森林公園は秋の気配が漂いはじめています。今年の紅葉は
どんな色彩でしょう。参加無料。小雨程度なら決行ですが、悪天候の
場合は次の祝日か日曜日に延期します。
・日時:10月21日(日)、11月18日(日)
午前9時半より午後1時まで
・集合場所:野幌森林公園トド山口駐車場9:30集合
・持ち物:弁当、長靴、コンパス、メモ帳、双眼鏡やカメラ、防寒着
や雨具、時計 [パンダ募金のご案内]
恒例のパンダ募金を次の予定で行います。皆さん,多数ご参加下さい。
今回も人数さえ集まればまた正門と西門の2班に別れて、募金を呼びか
けます。
今回は予備日がありません。悪天候の場合は中止します。
・ 場 所:札幌円山動物園 正門前
・ 日 時:10月8日(月;体育の日)午前10時〜午後
3時
・
目 的:募金は世界の自然保護活動に役立てるためWWFJに送金します。
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☆ 月例自然観察会報告 in
野幌 ☆ ・8月19日(日)天気:晴れ時々曇り
真夏の観察会は暑さと虫が嫌だなと思ってか、参加者が減ります。でも、
森の木陰は涼しいことが判ります。
それにしても、まだまだ植物の名前が判っていませんでした。ここ野幌に
はヌスビトハギは無くヤブハMですし、バアソブはジイソブより小さくて、野
幌森林公園にはあるのは色合いから見てジイソブでした。
・9月16日(日)天気:曇り時々晴れ
今年の9月初旬は台風と大雨があったため地面はどこも湿っていて、ヤ
ブカがこの時期としては意外にも多くて悩まされました。久しぶりに矢萩さ
んの親子も参加して賑やかな観察会でした。
ホオノキの赤い実があちこちに落ちていて、そろそろ秋だなと感じました。
紅葉を楽しむには来月の観察会がピッタリの時期でしょう。
種 名 |
8月19日 | 9月16日 | 種 名 |
8月19日 | 9月16日 |
〔野鳥・動物〕 | 〔植物〕 夏〜秋 | ||||
ミヤマカケス | ○ | ケチヂミザサ | 花 | 実 | |
ヒヨドリ | ○ | ゲンノショウコ | 花 | 花 | |
ハシブトガラ | ○ | ○ | コウライテンナンショウ | 緑実 | 赤実 |
キジバト | ○ | サラシナショウマ | 花 | ||
ゴジュウカラ | ○ | ジイソブ | 花 | ||
アカゲラ | ○ | ズダヤクシュ | 花 | ||
コゲラ | ○ | ○ | ツルアジサイ | 花終 | |
エゾリス | ○ | ツルシキミ | 実 | 赤実 | |
トチバニンジン | 赤実 | ||||
〔植物〕 夏〜秋 | ネコノメソウ | 実 | |||
オオカメノキ | 赤実 | ネジバナ | 花 | ||
ホオノキ | 赤実 | ノブキ | 花 | 実 | |
アカバナ | 花 | ハエドクソウ | 花 | 花 | |
エゾアジサイ | 花 | 花終 | フッキソウ | 白実 | |
エゾトリカブト | 花 | 花終 | ホウチャクソウ | 黒実 | |
エゾノコンギク | 花 | マイヅルソウ | 緑実 | 赤実 | |
オオアマドコロ | 緑実 | ミミコウモリ | 花 | ||
オオアワダチソウ | 花 | ミヤマトウバナ | 花 | ||
オオウバユリ | 緑実 | 緑実 | ミヤマヤブタバコ | 花 | 実 |
オオダイコンソウ | 花 | 実 | ヤブハギ | 花 | 実 |
オオハナウド | 花終 | ユキザサ | 赤実 | ||
オトギリソウ | 実 | ルイヨウボタン | 実 | 黒実 | |
キツリフネ | 花 | 実 | オオジョウゴタケ | 子実体 | |
ミズヒキ | 花 | キンミズヒキ | 花 |
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☆ 星の降るキャンプ場にて ☆
8月11日の夜、厚田の空から満点の星が降っていました。
私たち4人は、1・5牧場の中に建てられた「露宿庵」という小屋に1泊
しました。そこは、このログキャビン群の中では比較的新しく、水道設備
が完備している蕎麦屋として造られた建築物です。
10畳ほどの小上がりには古風な囲炉裏があって、食卓テーブルが二
つに座布団も用意されているので、いつでも商売ができそう。ただし、電
気が来ていないので夜は懐中電灯が必需品となるのは、去年までのキャ
ンプと変わりません。
さて、私たちは到着早々に外に有るブロック製のかまどに火を入れてか
ら、長さんの畑の手伝いをしました。
奥さんの話では、今年の春に蒔いた小豆が順調に育ってきたところをエ
ゾシカたちが来て、喰い散らかしていったのだそうです。
今、草取りをしている小豆は、そのあと時期的にはかなり遅く蒔いたた
め、まだ15cm程度の高さでした。
それに加えて、オオツメクサという雑草が小豆の体にからみついていま
した。炎天下の畑で、この草を這いつくばって取るしかありません。たった
数メートル進むだけで足腰が痛くなってしまいます。
さらに太陽の紫外線は、地面の反射とダブルで責めて来たため、私は
すぐにダウ唐オて退散。小屋の中で休憩するしかありませんでした。
子供たちは夕食の時、外のかまどで焼肉料理を手伝っていました。私
は、子供たちの成長を感じて、キャンプに来た甲斐があったなと思いまし
た。
だんだん夜は更けて小屋の外が真っ暗になったころ、私たちは外に出
て星の観察を楽しみました。何といっても、ここは空気がきれいなことと街
の光が届きにくいので、毎年花火で遊んだ後は、星を楽しむことにしてい
ます。
天の川の流れる姿は、この時期にここで見るのが一番です。また、今年
は火星がさそり座の近くにあり、アンタレスと競い合って赤く光っていました。
長屋 貞夫
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十勝でラリーとは・・・ ☆
今年9月12日〜16日に十勝管内8市町村で開催される「インターナ
ショナル・ラリー・イン北海道2001」(毎日新聞社など主催)は2003
年の世界ラリー誘致のためのプレ大会として計画されています。
十勝に、この問題がいきなりおきまして、ナキウサギふぁんくらぶとも
連絡を取り、WWF、堀北海道知事、毎日新聞社へと、私は反対の手
紙をコピーと共に送りました。
皆さんも反対意見を、〒100-0003東京都千代田区一ツ橋1−1−1
毎日新聞社内「インターナショナルラリー イン 北海道2001」大会事
務局へ、お送りいただきたく宜しくお願いいたします。
原島 和子 (2001年7月末受信、一部修正)
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見つめなおそう 日本の地域と地球から ☆
「第14回日本の森と自然を守る全国集会 in
北海道」のお知らせ
●日時 2001年10月13日(土) 13時〜17時30分(会場12時)
●会場 共催ホール 札幌市中央区 北4条西1丁目南向き 全日空ホテル向かい
●内容
・参加費 1,000円
・記念講演
「宇宙人に変身したドロ亀さん」
高橋 延清 (元東京大学付属富良野演習林林長)
・基調講演
「知床から日高まで」
立松 和平 (作家)
・北海道から
(1)「千歳川放水路計画:市民が止めた公共事業」
小野 有五(北海道大学大学院 地球環境科学研究科教授)
(2)「不思議な自然が力をくれた」
及川 裕(十勝自然保護協会前会長)
(3)「日高横断道路をストップさせるために」
俵 浩三(北海道自然保護協会)
〔事務局〕
第14回日本の森と自然を守る全国集会in北海道 実行委・u毆)員会
〒060-0003
札幌市中央区北3条西11丁目加森ビル 北海道自然保護協会内
「残したい北の山野草写真展2001」のお知らせ
今年の初夏5月〜6月に中札内村にある「美術村」で展示されていた、
山野草の写真が札幌の六花亭でも移動展示されます。
パンダクラブ北海道からは、事務局長の長屋隆夫氏のヤマタニタデや
鴫野貞隆さんの写真も数点展示されるとのこと。是非ご覧ください。
・「残したい北の山野草写真展2001」入賞作品展示
・期間:10月1日(月)〜10月31日(水)
・会場:六花亭福住店2階
札幌市豊平区福住2条5丁目−1(羊ヶ丘通り 福住小隣)
Tel011−853−6666 (営業時間 9時〜19時)
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パンダクラブ20年の歩み その2 ☆
前回の報告の中で、パンダクラブ北海道がどんな経過で育ってきたか
を説明してきましたが、その中で会則の説明が抜けておりましたので追
加します。
これは、1991年ですから約10年前から施工され、途中で一部修正さ
れてきましたが、パンダクラブの活動目的等をまとめたものとして、ここに
再度確認しておいた方がいいと思います。
パンダクラブ北海道 会則
1. 〔名称〕
本会は「パンダクラブ北海道」と称する。
2. 〔目的〕
ア) 原則として月1回以上、野外活動を行い自然と子供たちの結びつき を強める努力をする。
イ) 原則として年2回、世界の自然の保護のための募金活動を行い、 WWFJ(世界自然保護基金日本委員会)に送金し、自然保護の資 金として役立てる。
ウ) 自然にまつわる創造的な活動をすることにより人と人との和を広げる こと。
3. 〔事務局〕
本会は別に定める場所に事務局を置き,会員が常に情報を確認するた めの連絡先とする。
4. 〔役員〕
本会は次の役員を置く。:代表,事務局長,編集長,会計係
役員の任期は1年とする。(再選は、さまたげない)
代表は随時、役員会を開き,活動内容の検討,会報の編集等を行う。
役員会は役員3名以上の出席により成立する。
5. 〔会費〕
本会の運営は会費をもって行い,会費(年額)は次の4種類とする。
家族会員:3,000円〔家族全員で参加;会報は1部郵送又は手渡し〕
個人会員:2,500円〔単身で高校生以上;会報は1部郵送又は手渡し〕
ジュニア会員:1,000円〔中学生まで;会報は1部手渡し〕
オンライン会員:1,000円〔会報は郵送せずEメールにて配信〕
本会の会計年度は,当年1月1日から12月31日までとする。
6. 〔会報(えとぴりか)〕
会報は、前月までの活動報告,翌月からの連絡事項及び自然にま つわる創造的な記事で構成する。
7. 〔総会〕
年一回以上総会を開き年間計画,役員改選等を決議する。
8. 〔付則〕
・施行1991年1月24日
・改正1993年2月26日
・改正2000年2月20日
------------------------------------------------------- ☆ 北海道の秋は短い ☆ 9月22日から23日に駆け足(自家用車ではありますが)で、石狩支庁
と十勝支庁を往復してきました。往きは夕張市紅葉山から日勝峠を越え るコース。帰りは狩勝峠を廻って富良野から桂沢ダムへ。
この20日は北海道の屋根と呼ばれる大雪山系旭岳に積雪があったと テレビでも報道され、峠にも雪が積もったとのことで、四輪駆動とはいえ 夏タイヤの私はちょっと心配しましたが、朝からの晴天で溶けていました。
日勝峠の展望台は以前にくらべて落ち着いた雰囲気で、記念の鐘が 山側の上に移動していました。二人で手を繋いで手の平のプレートに触 ると鐘が鳴るのかと、皆思っているのか、男同士でも試しているのを見ま
したが、どうも鳴りません。よく見ると、毎正時だけとは気が付きませんで した。
つぎの日の狩勝峠にしても天気がすこぶる良くて北海道ばかりか日本 全国素晴らしい秋晴れでした。
この2日間とも峠から見た十勝平野の秋は、まだ緑色が濃くて秋の色 あいが乏しくて何とも残念でした。途中富良野の街から、雪をかぶった十 勝岳が綺麗に見ることができたのが、今回の旅で唯一の収穫でした。
== 編集後記 ============================================
◇来年のカレンダーを用意する季節になりました。パンダクラブオリジナ ルのカレンダーを毎年作っています。自慢の写真がありましたら送って ください。植物、動物、野鳥、風景など何でも結構です。
[長屋]
◇先日、日勝峠を通ったのですが、既に木の葉が色付きはじめていまし た。紅葉の鮮やかさが楽しみな季節ですね。 [撰藻]========================================================
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えとぴりか E-Mail版 No.4(通算No.165)
発行:パンダクラブ北海道 2001年 9月30日
〒064-0823 札幌市中央区北3条西26丁目1-12-303
事務局:長屋 隆夫 方
代 表:長屋 貞夫:FAX&TEL (011)384-0801
年会費:
家族会員 ¥3,000
個人会員 ¥2,500
ジュニア会員(中学生まで) ¥1,000
オンライン会員 ¥1,000
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