パンダクラブ北海道通信 〔2000年8月号〕
2000年7月31日発信:パンダクラブ北海道 〒064-0823中央区北3条西26丁目1-12-303
代表長屋貞夫:FAX&TEL (011)384−0801 事務局 長屋
隆夫
*8月からの予定
8月12日〜13日『ファミリーキャンプ』 1.5牧場:厚田村古潭214(長さん) :下記参照
8月20日(日)自然観察会〔野幌森林公園トド山口駐車場:午前9時半集合〕
:申
9月17日(日)自然観察会〔野幌森林公園トド山口駐車場:午前9時半集合〕 :申
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※参加申し込みは上記の電話へ
1.〔自然観察会について〕
観察会を下記の日程で行います。森の空気からマイナスイオンを吸収します。
・日時:8月20日(日)と9月17日(日)
午前9時半より午後1時まで
・集合場所:野幌森林公園トド山口駐車場
・持ち物:弁当,歩きやすい服装,長靴,メモ帳
,双眼鏡やカメラ(あれば),雨具
2.【ファミリーキャンプのお知らせ】
今年も楽しいキャンプの季節がやって来ました。独身族も是非参加下さい。
・場所;厚田郡厚田村古潭 1.5牧場(長さん所有)
・日時;8月12日(土)午後3時現地集合〜13日(日)午前10時解散,その後海水浴の予定。
・申込み;8月11日までに代表宅へ電話で申込み下さい。
・参加料;11日の午後の打合せにて献立を決定したのち、ご連絡します。
交通費は各自負担,料理材料の実費プラス大人1人2000円程度の予定
3.〔月例自然観察会報告 IN 野幌〕
・6月18日(日)天気:晴れ
今回は江別環境広場のイベントを兼ねた自然観察会でしたので、参加者23名というパンダクラブとしては大盛況。コースもこれまでとは全く違う野幌運動公園から大沢園地往復で、初参加の方も多かったため、村野先生の懇切丁寧な解説もあり、ゆっくりとしたペースで楽しみました。
・7月16日(日)天気:曇り時々晴れ一時雨
梅雨時の観察会は雨が降らないと思っていても、突然西の方から雨雲が流れてきます。幸い小雨ですみましたが、雷雨になると大変ですから雨カッパの用意を忘れずに。
この日は下野幌林道コースを3人でのんびり歩きましたが、時期的にも花が少ないのが残念でした。野幌の夏はユリが満開でした。
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4.【江別環境広場2000を終えて】
6月17日(土)と18日(日)の2日間にわたり、江別環境広場2000が開催されました。ギャラリーやホールにて、様々なグループの環境に関するアピール展示を中心として、シンポジウムや講演会も4会行われました。両日の入場者数は延べ700名近くとのことで、近年にない盛況となり大成功でした。
パンダクラブ北海道は、ホールにて野幌森林公園の動植物写真を展示しました。今年は菅原文雄さんの新しい写真が12点入れ替わって、展示写真の内容を一新しました。
なお会場に募金箱を置いたところ、日曜日は観察会に出ていたため積極的な呼びかけもできませんでしたが、345円の募金が集まりました。世界の自然保護に役立てるべくWWFJに早速送金します。募金をしていただいた皆さん有り難うございました。
今年のメイン行事は17日午後から行われたシンポジウム「21世紀の野幌森林公園を考える」〜森とのよりよいつきあい方について〜でした。
この中で、酪農学園大学の村野紀雄教授から「野幌森林公園を、どうみるか」というタイトルで、四季を通した野幌の素晴らしい自然について解説があり、さらにこれまでこの森林が辿ってきた歴史と今後の保護や管理のあり方について講演がありました。
その後野鳥の会江別支部の松山潤さんやフォーラム・野幌の森の五十嵐さんから、野幌森林公園を取り巻く現状報告と農道問題の取り組みについて問題提起や報告があり、会場の参加者からの質問にも回答するなどディスカッションも活発でした。
このほかのイベントとして、省エネ学習会「誰でもできるよ、消費電力削減」、シンポジウム「畜産廃棄物からエネルギーを創る」、講演会「暮らしの中にあふれる化学物質」等、どれもが真剣に考えていかなければいけない重要な問題ばかりであり、市民の皆さんにも関心が高かったものと見受けられます。
一方、昨年行った「エコ自慢大会」の第2回目として「こんなの創っちゃった&永い間使っています」というタイトルで展示会も企画しました。当初はこのタイトルが理解されずらいのではと心配しましたが、予想をはるかに越える二十数点の応募があり、会場を変更するほどでした。
今年で第10回目という節目になるこの環境広場ですが、年を追ってイベントも盛り上がるようになり、入場者数も徐々にですが増えてきています。まさに「継続は力なり」とも言いますが、これまでやって来れたのは、共催として名を連ねてくださる江別市役所の強力なバックアップと、何よりも江別市民の温かいご支援の賜物と感謝しております。
来年はもう21世紀でもあり、環境広場の中身もより充実させていければと考えていますので、新しいアイデアを出し合って活発なイベントとして永く続けていけるように願っています。