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〜 動物と自然が好きなあなたへのメッセージ 〜
人から人へ
親から子へ
自然のすばらしさ
大切さを伝えよう
え と ぴ り か
パンダクラブ北海道 2007年
9月30日 E-Mail版 No.40
パンダクラブ北海道は、地球規模の自然保護活動を行ってい
るWWF(世界自然保護基金)を支援するため設立された団体です。
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目次
○10月からの予定
○月例自然観察会報告 in
野幌
○アカゲラ公園のチゴハヤブサは元気です
○「パンダ募金」のお知らせ
○ご寄付有り難うございました
○蛾の大発生は地球温暖化のせい?
○ウォームビズ講座のお誘い
☆ 10月からの予定 ☆
10月 7日(子供の日)パンダ募金
[札幌円山動物園 正門前集合:午前10時〜午後3時]
10月21日(日)秋の観察会
[野幌森林公園大沢口駐車場:午前9時50分〜午後12時30分]:申
フォーラム野幌の森主催 参加費100円
11月18日(日)自然観察会
[野幌森林公園トド山口駐車場:午前9時半集合]:申
12月16日(日)自然観察会
[野幌森林公園トド山口駐車場:午前9時半集合]:申
引き続き例会〔ふれあい交流館:午後1時半〜〕
※参加申し込みは下記まで
代表 長屋 貞夫:FAX&TEL
(011)384-0801
フォーラム野幌の森主催、パンダクラブ北海道共催で、自然観察会が行われます。秋の森を楽しみながら、平成16年台風18号による風倒木被害跡地の現況も観察します。どんな野鳥や植物たちに出会えるかお楽しみ。班に分かれて歩きます。荒天中止とします。昼食は不要ですがご自由に午後もお楽しみください。詳細は→ http://www.community.sapporocdc.jp/comsup/nopporonomori/
・
・ 順 路:大沢口⇒桂コース⇒大沢園地⇒大沢コース⇒大沢口
・ 集合場所:野幌森林公園大沢口駐車場
@
JR
A
地下鉄利用の場合。(新札幌駅G出口、バスターミナルの北レーン)から所要15分
・夕鉄バス(12番
文京台南)9時08、25分発、下車(大沢公園入口)
・JRバス(10番 文教通西)9時30分発 「文京台南町」下車徒歩8分
・ 参 加 費:100円(保険料)
・ 持
ち 物:雨具、メモ帳、双眼鏡やカメラ(あれば)、歩きやすい服装、長靴
[自然観察会について]
森林公園はもう冬の気配かも。野鳥を中心にした観察会になるでしょう。
小雨なら決行しますが、悪天候の場合は次の日曜日に延期。参加無料。
[パンダ募金のお知らせ]
恒例のパンダ募金を次の予定で行います。皆さん,多数ご参加下さい。今回も人数さえ、集まればまた正門と西門の2班に別れて、募金を呼びかけます。
小雨決行としますが、悪天候の時には8日を予備日として順延します。
・ 場 所:札幌円山動物園 正門前
・
日 時:10月7日(日) 午前10時〜午後3時
・ 目 的:募金は世界の自然保護活動に役立てるためWWFJに送金します。
☆ 月例自然観察会報告in 野幌 ☆
・ 8月19日(日)天気:快晴
今年の北海道の夏はメリハリがありました。雨がしばらく降らずに、各地で日照りの被害が出始めた途端に大雨続
き。その後も本州の梅雨が北上して居座っていたかと思えば、一気に真夏の強烈な暑さがお盆休みの我々を襲いました。それも8月16日になると肌寒いくらいの風が吹き、もう秋になりそうな野幌でした。
久しぶりに参加した藤森女史のよもやま話とともに森の中を一巡り。キンミズヒキやトリカブトなど晩夏の花が真っ盛り。最後に出くわしたノッポロガンクビソウかミヤマヤブタバコかで悩んだ末に雁首揃えてガンクビソウに決めました。
夏の日射しを浴びながらも爽やかな秋風が心地よい観察会でした。
・ 9月23日(日)天気:快晴
本当は16日の予定でしたが、雨のため1週間延期して23日に開催。今年は夏の終わりから雨の日が多くて、農作業が遅れたり様々な行事予定に影響しているようです。そのかわり、この秋はキノコの当たり年で、当日も大きなタマゴタケがあちこちに出てきていました。ただ毒キノコとの区別に自身のない我々は、写真に撮るのが精一杯で、図鑑を持ってくればよかったなと悔しがるだけでした。
花の季節はもう終盤で、楽しみにしていたアケボノソウやアケボノシュスランも花は終わっていました。木や草の実が赤くなると、もうすぐ紅葉の季節です。
種 名 |
8月19日 |
9月23日 |
種 名 |
8月19日 |
9月23日 |
〔野鳥・動物〕 |
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|
〔植物〕 |
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キジバト |
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○ |
オオカメノキ |
赤実 |
赤実 |
トビ |
○ |
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トリカブト |
花 |
花 |
ヒヨドリ |
○ |
|
キンミズヒキ |
花 |
花終わり |
ハシブトガラ |
○ |
○ |
ミズヒキ |
花 |
花 |
センダイムシクイ |
○ |
|
ズダヤクシュ |
種 |
|
コゲラ |
|
○ |
キツリフネ |
花 |
花 |
アカゲラ |
○ |
|
ノブキ |
花 |
実 |
ゴジュウカラ |
|
○ |
トチバニンジン |
赤実 |
赤実 |
エゾアカガエル |
|
○ |
ノリウツギ |
花 |
|
〔植物〕 |
|
|
ハエドクソウ |
花 |
実 |
ルイヨウボタン |
黒実 |
黒実 |
オオアマドコロ |
|
黒実 |
ノッポロガンクビソウ |
花 |
花終わり |
ホウチャクソウ |
|
黒実 |
クサギ |
花 |
|
エゾノコンギク |
|
花 |
マイヅルソウ |
|
赤実 |
アケボノソウ |
|
花終わり |
コウライテンナンショウ |
緑実 |
赤実 |
サラシナショウマ |
|
花 |
マユミ |
|
実 |
サルナシ(コクワ) |
|
実 |
トモエソウ |
|
実 |
アケボノシュスラン |
|
葉 |
ツルニンジン |
花 |
実 |
キツネノチャブクロ |
|
子実体 |
エゾアジサイ |
花終わり |
|
ドウシンタケ |
|
子実体 |
ツクバネソウ |
|
黒実 |
タマゴタケ |
|
子実体 |
☆ アカゲラ公園のチゴハヤブサは元気です ☆
野幌森林公園とは高速道路をはさんで東側位置する場所に「アカゲラ公園」という小さな公園があります。高速が通る前には沢地と林が交互に散在する所を宅地造成したので、林の中にはトドマツ、ミズナラなどが残されています。
その林のエゾマツにチゴハヤブサが巣を掛けたのは5月頃でした。ずいぶん賑やかにカラスとハヤブサが喧嘩して騒ぐなぁと近所の住民も困っていたようですが、そんなこんなで何とか巣立ちしたのか、7月末には一羽の雛がテレビアンテナに留まっていました。
そして、隣の家のアンテナに親鳥の姿も。
雛鳥はあまり飛び回っている様子が無いところを見ると、巣立ち直後なのでしょう。まだ上手に狩りもできないので、エサを親鳥が運んでくるのを待っている様子です。
でも親鳥は早く独り立ちしてもらいたいので、エサを持ってきません。
どこか我が家の子供に対する親の心境を見るような一コマでした。
☆ 「パンダ募金」のお知らせ ☆ 恒例のパンダ募金を次の予定で行います。皆さん,多数ご参加下さい。今回も人数さえ集まればまた正門と西門の2班に別れて、募金を呼びかけます。 小雨決行としますが、悪天候の時には8日を予備日として順延します。 ・場 所:札幌市円山動物園 正門前 ・日 時:10月7日(日)午前10時〜午後3時 ・目 的:募金は世界の自然保護活動に役立てるためWWFJに送金します。 |
・ご寄付有り難うございました 先日、札幌市南区にお住まいの宇野洋子様からご寄付5,000円を頂戴いたしました。この場を借りまして御礼申し上げます。 |
☆ 蛾の大発生は地球温暖化のせい? ☆
北海道に限られたことではないのが、今年の夏は例年に無く暑い日々が続いたので、人々の話題も「地球が温暖化しているからなのかねぇ!」という声があちこちから聞こえてきました。また、留萌地方は雨量が少なくて、水田の一部には日照りの被害が出ていました。こんな天候は人間だけでなく生物界にも大きく影響していたのでしょう。植物の生育時季が早まったり、昆虫が異常発生したりしていました。
特に夜が少し過ごしやすくなってきた8月末から9月の上旬になると、留萌の街の夜はたくさんの蛾が襲来したのです。その名『クスサン』は大きさも10〜15cm程度と大きく、各街灯に5〜10頭(この昆虫の数え方には【頭】がぴったり)が毎日バタバタと飛び回っていました。各店舗のガラス窓にも飛んできて、店員が入口から店内に入る蛾を追い出すのに四苦八苦。一番酷いのはいつも明かりを煌々と照らしているガソリンスタンドには何百頭か数え切れないクスサンが来て、バタバタしていました。
いつも夜にガソリンを入れている私は、身体にぶつかる蛾を除けるのに必死で気が気ではありませんでした。最初はお客さんも大変困惑して、子供はキャーキャー逃げ回っていましたが、一週間も続くと慣れてきたのか、仕方ないと諦めているようでした。
夏の夜に蛾がいるのは当たり前ですが、こんなにクスサンの多い年は初めてです。これはやはり地球温暖化なのかも知れないと感じた夏でした。
☆ ウォームビズ講座のお誘い ☆
えべつ地球温暖化対策地域協議会と北海道地球温暖化防止活動推進センターでは、今年11月から12月にかけて次のような講座を開催します。皆さん、どうぞ参加してください。
北海道の生活において、温暖化ガスの排出に影響している冬の暖房エネルギーの削減を広く呼びかけるとともに、過剰な暖房に頼らずに暖かさを得る知恵や、気候に合った生活スタイルをいくつかの視点から提案して、実践してもらうことが目的です。
日程や内容が変更になる可能性もありますので、必ずあらかじめ申込みしてください。
(1)講座名:知って得するうちエコ講座 〜家庭から始める温暖化防止〜
(2)各イベント
@お掃除編
・ 日時:11月25日(日)午後1時〜3時
・ 場所:大麻公民館 研修室3号(江別市大麻中町26−7)
・ 内容:環境低負荷の掃除方法の一つとして重曹の活用を紹介する等
・ 講師:生活クラブ生活協同組合江別支部 干場芳子さん
・ 定員:20名 ・参加費(材料費)100円 ・道具:500mlペットボトル持参
・ 申込み方法:電話・またはメール(当日参加歓迎)
・ 申込み先:江別市役所環境課 tel 011-381-1019 E-mail VFF14537@nifty.com
・ 主催:えべつ地球温暖化対策地域協議会
・ 協力:北海道地球温暖化防止活動推進センター
A住まい・衣服編
・ 日時:12月1日(土)午後1時30分〜4時30分
・ 場所:野幌公民館 研修室3・4号(江別市野幌町13−6)
ハ) 北翔大学短期大学部人間総合学科 泉山 幸代教授
講演「衣類で始める温暖化防止」、学生さんによるミニ・ファッションショウ
・ 講師および内容
イ) 北翔大学短期大学部人間総合学科 泉山 幸代教授
講演「衣類で始める温暖化防止」、学生さんによるミニ・ファッションショウ
ロ) えべつ地球温暖化対策地域協議会 高橋邦秀会長
地球温暖化と日本の森林
ハ) 且O五工務店 代表取締役社長 田中寿広氏
寒冷地住宅の断熱工法の実際と予算ごとに考える低エネルギー住宅について
・ 定員:80名
・ 申込み方法:電話・またはメール(当日参加歓迎) ・申込み先:同上
・ 主催:えべつ地球温暖化対策地域協議会、北海道地球温暖化防止活動推進センター
B手作りあったかグッズ編
・ 日時:12月7日(金)午前10時〜12時
・ 場所:北翔大学短期大学部 被服実習室
(江別市文京台23 JR大麻駅南口から徒歩15分 新札幌バスターミナル北レーンよりJRバス・夕鉄バスで浅井学園大・札幌学院大前下車 徒歩約3分)
・ 内容:寒さを防ぐ具体的なアイテムの作り方と完成品の紹介
・ 講師:北翔大学短期大学部人間総合学科 泉山 幸代教授
・ 定員:20名
・ 申込み方法:電話・またはメール(当日参加歓迎)
・ 申込み先:同上
・ 主催:えべつ地球温暖化対策地域協議会、北海道地球温暖化防止活動推進センター
Cお料理編
・ 日時:12月8日(土)午前10時〜午後1時30分
・ 場所:野幌公民館 調理室(江別市野幌町13−6)
・ 内容:フードマイレージを考えながら、エネルギーを節約する調理方法でお節料理の実習
・ 講師:江別友の会さん
・ 定員:20名 ・参加費(材料費)500円
・ 申込み方法:電話・またはメール(当日参加歓迎) ・申込み先:同上
・ 主催:えべつ地球温暖化対策地域協議会
・ 協力:北海道地球温暖化防止活動推進センター
== 編集後記 ============================================
◇ いつの間にか「えとぴりか」の発行号数も200号を越え
ていました。これまでの歴史を振り返ると、最初の頃の編
集は女性陣が中心に数人の事務局員が手分けしながら、手
書きしていたようです。
◇ その編集方法も、ワープロからパソコンへと目まぐるしく
進化しましたが、内容の無さを感じていたら御免なさい。
◇ 『継続は力なり』という言葉に後押しされ、続けていきた
いですね。
[NS]
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